11月、福島県相馬市立磯部小学校の学習発表会「白波祭」が行われた。
震災の影響でさまざまな行事が中止されるなか地域の人たちは白波祭が
例年どおり開催されることを喜んでいる。
6年生の出し物は「20年後の同窓会」という劇。その中で、一人一人が
20年後の自分の姿を発表する。
「自分が頑張る姿を通して、大切な人に思いを届けたい」。いつもの白波祭に
いつも以上の思いをかける子どもたちの姿を描く。忙しかった10月を乗り越えてホッとしていた先月だったので
21人の輪の感想をまだアップできていないことに気がつきましたが
とりあえず昨日の分をアップします。
10月、磯辺小学校では白波祭が開催されます。
自分たちが頑張ってる姿を見せることによって身近な人、そして
地域の人にも頑張ってもらおうということで、20年後の自分達の姿を披露。
先生の、なれるかなれないかではなく
「夢を最大限に広げて」考えるという言葉がステキです。
震災後は前に進めなかったけど、今は少しづつ進めてるのを
実感してるという智也くん・・・放送が始まったばかりの頃の彼は
親友の転校や外で自由に体を動かせない毎日を過ごしていましたね。
時が経ち、一歩一歩でもこうして進めているという気持ちの吐露に
思わずうんうんと頷いてしまいます。
智也くんは台詞を覚えるのに苦労していたけど、運動神経が抜群な彼の
20年後はどうなってるのか・・・もし私が達者であったなら、20年後の
彼を見てみたいなぁなんて思っちゃいます。
当日、それぞれの夢を語る子ども達。見守る家族のまなざしが温かい。
未来のために頑張っていこうという言葉で締められ、ふるさとの合唱。
胸にぐっときます。子ども達の気持ち、ちゃんとご家族に伝わりましたね。
とともに、自分の未来の姿を思い描き演じた子ども達は、これをきっかけに
夢や希望を胸に日々を過ごして欲しいなあと思います。
11月のマラソン大会は例年の半分の距離。
十分な運動が出来ず体力も低下してる子ども達のこと考えての
距離だそうで、育ち盛りの子に与える影響は心身ともにはかり知れない
ものがあります。
今回も相葉ちゃんの優しいナレーションが心に沁みました。